アーカイブ.118 大人の階段昇る君はまだシンデレラさ
アニソンまんがまつりブログ、アニソン紹介31回目
今夜紹介するのは、アニソンまんがまつりinメルローズで、こねこちゃんさんが歌ったこちらの曲みゆき 1983年3月~1984年4月 全37話
エンディング「想い出がいっぱい」 作詞:阿木燿子 作曲:鈴木キサブロー 歌:
H2O 「想い出がいっぱい」です。言わずもながではありますが、アニソンとしてだけでなく、卒業式や結婚式などでも歌われる国民的名曲です。
若い人たちだと、みゆきというアニメのエンディング曲だったということは、もしかして知らないのかもしれませんね。
なので「みゆき」のことを少し話しましょう。
あだち充原作のマンガ「みゆき」で僕は人生で初めて、2人の女性のどちらかを選ぶという苦渋の決断を迫られました。
ちなみに2回目はドラクエⅤの・・・まあそんな話はいいか。
思いをよせていた鹿島みゆきと両想いと分かった、そんなタイミングに父の元から、きれいになって帰国した血の繋がらない妹、若松みゆき
当時、テレビがお茶の間に1台しか無かった我が家で、この「みゆき」は両親と見るのが恥ずかしい3大アニメのうちのひとつだったわけですが(後の2つは、かぼちゃワインと、うる星やつら)ドキドキしながら見てました。
でもアニメは原作マンガがまだ完結してないこともあって、途中でなんか強引に終わっちゃったんですよね。
高校生になってから、マンガで読み直しましたけど、この想い出がいっぱい、原作者のあだち充もかなり気に入られたようで、マンガの最後のシーンにも、阿木燿子作詞の歌詞が使われています。って阿木燿子だったのか!今まで知りませんでした。
ちなみに阿木燿子は宇崎竜童の奥さんで、夫婦二人で山口百恵のヒット曲を多数作っています。
作曲の鈴木キサブローはこの他にも名アニソンを多数作っていますけど、中森明菜の「DESIRE -情熱-」で日本レコード大賞を受賞してます。ゲタッ!ゲタッ!ゲタッ!ゲタッ!バーニンハート♪
そして、中沢堅司と赤塩正樹のフォークデュオ「H2O」、水の化学式を名前にしたことからも分かるように、想い出がいっぱいの他にも、水の様に透明感のある、良いポップソングを多数歌っています。
カップリング曲の「10%の雨予報」(みゆきオープニング曲)もまたいいんだこれが。
ただ、H2Oの2人にとっては、自身のオリジナルでの活動を志していたのに、他者の作品が増えていく状況には悩んでいたそうで、想い出がいっぱいのヒットから2年後の85年に解散してしまいます。
ちなみに僕が初めて相方とオリジナルアコースティックユニットを結成した時、心地よい風の様な音楽を作りたいと思ってつけた名前は「風力発電所」でした。センス無さ過ぎ。
バイト先にライブの告知チラシを貼らせてもらったとき、それを見たお客さんが、えっ!この近くに風力発電所ができたの?とか言われたことがあったので名前変えました。
さあ、今夜も前置きが長くなりましたが、曲を聴いてみましょう。
そうそう、妹の若松みゆき役の声優はダンシングヒーロー荻野目洋子でしたね、さっき、YOUTUBEで台詞のシーンを見てたんですが、あの棒読みっぽい感じが今思うと、妹っぽくて良かったなと今更ながらに思います。ゼーガペインの花澤香菜に通じるというか、まあ花澤香菜はその後、メキメキ力を付けて、今尚進化中ですが。
しかし、妹のパンツを持って微笑む兄貴の図・・・そうか、こんなのがあったから、子供の頃、親と見るのか恥ずかしかったのか、しかもなかなか次の写真にいかないし。
しかし、聴けば聴くほど、きゅーっと胸が締め付けられる感じだなぁー、なんか切ない。
スタンダードなコード進行だからこそ、メロディと詞の良さが際立ちます。
また、ギターをはじめる際の課題曲としてもピッタリですね。僕は昔、コード進行の似ているビートルズのLET IT BEと歌詞を混ぜ合わせたりして遊んでいた為、いまだに弾いているうちに途中でLET IT BEになります。罰でしょうか・・・。
以前紹介した「ときめきトゥナイト」同様に、「みゆき」も、もう一度リメイクして、深夜アニメでも良いのでやって欲しいですね。
ああ、アニソンってやっぱ最高だね。
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