アーカイブ.144 燃える闘志と悲しみは冷たく硬いメカの中

 こんばんは!

今日は名古屋も雪でした。僕は会社に革靴を置いたままで、通勤時はジョギングシューズで冬の時期は軽くジョギングして出社してるんですが、今日は早めに出て、一歩一歩大地を踏みしめて出社しました。ええそれはガンダムの様に。
朝は結構吹雪いてたんで、会社に着くころには、姿も連邦の白い奴になってましたよ。

3月19日(土)アニソンまんがまつりinメルローズの出演者は現在6組決定いたしました。いよいよ残り2枠、アニメ、特撮、マンガ、ゲームに関連する演奏、パフォーマンスがステージでできる方を募集しております。
1曲からの参加もOK!
アニソンライブ面白そう、1曲参加してみようかなという方、僕が一番ガンダムをうまく動かせるんだ!という方、下記のメールまでメッセージをお待ちしています。
yuji727@gmail.com

さてカウントダウン企画9回目は、昨日の記事でもお伝えした通り、世界3大アニソンシンガーの一人、ささきいさおさんのアニソンを紹介していきたいと思います。

ジャッカー電撃隊 1977年4月9日~12月24日 全35話
オープニング「ジャッカー電撃隊」 作詞:石ノ森章太郎 作曲:渡辺宙明 唄:ささきいさお,こうろぎ'73

今回の選曲はほんと悩みました。ささきいさおと言えば、あの宇宙戦艦ヤマトをはじめ、銀河鉄道999、ゲッターロボと代表曲がたくさんありすぎて、悩み過ぎて、「みんなのゴルフ」を紹介しようかと一瞬思ってしまいました。風はフォローだ5メートル~♪
で、やはり自分の好きを優先しようとしたらこのジャッカー電撃隊かなということで、いってみよう!



作詞は原作の石ノ森章太郎先生、作曲はまたまた渡辺宙明。凄いよあなたは、どこまで僕の心を虜にするんだい。
元々作品が、巨大犯罪組織に対抗すべく、国際科学特捜隊が結成した秘密部隊っていうハードな設定なものですから、主題歌もハードに仕上がってます。出だしもどことなく刑事ドラマ風、そしてイントロからアフリカンなドラムとカーチェイス!
これ僕の持論ではあるんですが、アニソンはその番組が始まる時、子どもたちをワクワクさせてくれるものでなければならない、そして映像と効果音と音楽は全てセットで一つの作品だと思ってます。だからこのカーチェイスのタイヤを鳴らす音とかも重要なファクターなんですね。
ウケケコウケケコ鳴ってる音がなんなのか分からないな。ギターにエフェクトかけてるのかな?アボリジニのディジュリドゥとかこんな感じの音ですよね。ちょっと違うけど。さり気無く鳴ってるピュイっていう音もニクイです。
そして入ってくる、ささきいさおのボーカル。なんなんでしょう、この圧倒的な声の存在感。出てる声の次元が違う、本当にこれが人の声なんですかって思ってしまいます。ヘイヘイヘヘイのコーラスも良いですね。

この曲の素晴らしいところはいろんな楽器が鳴ってるんですけど、全ての音に意味があるところですね。
効果音も含めて鳴ってほしいところで鳴っている。
そしてたくさんの音に負けないささきいさおのボーカル。
ちょっと強引にまとめてしまいましたけど、今の僕ではこの曲の魅力を言葉では伝えきれない。これが目一杯です。

因みにジャッカー電撃隊は同じく渡辺宙明の手がける劇伴もエンディングもいかしてます。
ただ、内容がハードボイルド過ぎて子どもに受けなかったようで、2クール目から路線変更された上に35話で打ち切りになった不遇の作品でもあります。要はオモチャが売れなかったってことね。
ジャッカー電撃隊が、ゴレンジャーに続く2代目戦隊ヒーローだったんですが、戦隊モノはここで一回途切れるわけです。しかし面白いもので、この翌年にアメリカのマーベルコミックスから不評だったスパイダーマンの巨大ロボットレオパルドンのオモチャが売れて、1年を置いて戦隊ヒーローは巨大ロボットを連れて復活し、そこから35代まで続くシリーズになっていくわけなんですね。
どんなに良い作品でも、スポンサーがオモチャ会社である限り、オモチャ売らないといけないんですね。そこのバランスが大事なんです。
悲しいけど、これビジネスなのよね。

最終的にささきいさおの紹介よりもジャッカー電撃隊の紹介の比重が大きくなってしまいましたが、最後にささきいさおの歌う姿でお別れしましょう。



演奏はライブでは原曲通り再現できなかったようですが、ささきいさおの声は健在!カッコイイー♪
そういえば、13日から始まる新しい戦隊ヒーローには今までの戦隊ヒーローが全部登場するらしいですね、ジャッカー電撃隊もでるのか、番場壮吉出ないかな?

コメント

このブログの人気の投稿

アニソンまんがまつりオンライン2023開催のお知らせ

アーカイブ.122 ご来場ありがとうございました!

アーカイブ.152 見参!